白山人類学研究会からのお知らせ

以下、白山人類学研究会からのお知らせです。

今年度第1回の白山人類学研究会を下記の通り開催いたします。
また発表と合わせ総会を開きますので会員の方は振るってご参加ください。
皆様ふるってご参加のほどよろしくお願いします。

日時:4月24日月曜日 18時10分より
                総会(昨年度会計報告、及び9号印刷費用など)&研究発表

場所:東洋大学白山校舎 5304教室

タイトル:「チンロン練習場にみられる暗黙の掟 -人間関係が作り上げている人々の配置図-」

発表者:松尾綾(2005年度東洋大学社会学部社会学科卒)

要旨:「チンロンとは、籐で作られたボールを用い円陣を組んで蹴り続ける、ミャンマーの伝統的なスポーツである。
 報告者は、卒業論文『ミャンマーにおける伝統スポーツの継承者たち-ヤンゴン・アシェジョーゴン地区におけるチンロン練習場を事例として-』から得たデータと、論文内では触れなかった事例を基に、練習場内外にみられる人々の物理的位置関係を検討した。その結果、暗黙の掟とでも呼べるような人々の配置図が明らかとなった。今回の発表では、この配置図を提示するとともに、これを生み出している背景についても考察したい。」