FIBA世界選手権:アメリカ敗退などなど

何とも静かに行なわれているバスケット・ボールの世界選手権ですが、アメリカは準決勝にしてギリシャに敗れてしまいました。この大会、アメリカは「そこそこ凄い布陣」で臨んでいたので、「これは普通に優勝するんじゃないかなぁ~。」と思っていたのですが、世の中はそんなに甘くはなかったようです。要は、「個々人の能力よりもティーム・ワークが大事」、ということなんでしょう。

ところで、決勝に進むこととなったギリシャは、2年前のアテネ・オリンピックに向けてここ10年ほど行なってきた強化策がまだ生きている感じですね。2016年のオリンピック開催地として、東京都が立候補することが昨日正式に決定しましたが、これが本決まりになったら日本のバスケット・ボールもレベル・アップするかも知れませんね。現状にはちょっと寂しいものがあります。まあ、1勝できたのですから、1勝もできなかったサッカーよりはややマシだったり、と思ったりもします。(勿論、そこには「地元開催」の有利さが大きく働いていたのかも知れません。)

ところで、決勝戦(ギリシャV.S.スペイン 9/3 19:30~)くらいは地上波で生放送するんだろうか、と思って調べてみたんですがどうやら深夜に録画で流す模様。うーむ、「次男の8回戦」と同じ扱いですか…(ついでに言えば、「放送局も同じじゃん」、と)。

色々な人が述べているので余りグダグダ言いたくないのですが、民放もNHKも、いやいやもっと言ってしまえば大部分の日本人が、「バスケット・ボールの世界選手権を日本でやる」、ということの意味を全く理解していないんじゃないかと思うわけです。次は恐らく50年以上先ですよ。いや、もっと先かも知れません。誘致に力を注いだ人たちは泣いてますよ。

と、云う事で。