御鍬祭

本日はまたまたご近所での参与観察です。この辺りではどの集落でも行なわれている御鍬祭という行事に参列してきました。厄年のお祓いが中心となっておりまして、厄年に当たる人々が清酒を奉納し、神事の中で厄払いをして貰い、というような流れになっていました。

行事名のように鍬が登場することもなく、特に田んぼに出て何かをするというものはないことがとても興味深かったですね。古くは獅子舞奉納もしていたそうなのですが、かなり簡略化されたのではないかと思います。この辺りは更に追求してみたいところ。

ちなみに、この祭に関しては木村直樹という方が『御鍬祭考』という本をごく最近刊行しておりまして、これをなんとか入手しようと考えております。どうやら伊勢信仰と関わるものらしいので俄然興味が。ただ、Amazonなどのネット書店だと在庫があるのかどうか良く分からない本で、どうなるか分からないのでございますが...。いざとなったら本人に直接交渉、ですねぇ。

と、云う事で。