はだかまつり。

naked_fes_20090207.jpg今朝方TVのニュースでちらっとやっていた関係で本日だということを知った「はだかまつり」=「儺追(なおい)神事」を観に行ってきました。旧暦の正月13日なので毎年変わるのですよね。たまたま土曜日、というのは結構ラッキー。そんなためか、凄い人出でしたが...。また、今年は天候が良いので「裸男」達にとってはこれまたラッキーだったかも知れません。わざわざ寒い時期にやっている意味がなくなってもったいないかも、とも思うのですけれど。

さてさて、写真は本番が始まる前の段階。国府宮=尾張大國霊神社の参道に裸男達が入っていくところです。後は各町・各地区が順番に「なおい笹」というものを拝殿まで運び込んで祈願、そしてクライマックスでは「神男(しんおとこ)」=「儺負(なおい)人」と呼ばれる全裸の男性が登場し、これに裸男たちが群がり触れることで各々の厄災を祓い除ける、という流れになりますね。

感染呪術のちょっと変わったタイプ、とも言えるでしょう。マナなり霊験のようなものを受け取る、のではなく厄災を神男に持っていって貰うわけです。面白いですね。そう考えると神男役は誠に大変。これがどのようにして選ばれ、どういう日常生活を経て祭に臨むのか、ということがとても気になってきました。誰かまとめてそうですけれど。

なお、物凄い人出でしたので、境内を移動できず、動画は拝殿前でしか撮影できませんでした。神男が観られなかったのはちょっと残念ですが。

と、云う事で。