白山人類学研究会からのお知らせ

白山人類学研究会からのお知らせが届いています。多分参加すると思います。皆様も是非に。以下、引用です。

白山人類学研究会関係各位

6月定例研究会のお知らせです。
下記の通り開催いたしますので、どうぞご参加ください。

●白山人類学研究会 6月例会

日時:6月15日(月)18時10分より
場所:東洋大学白山校舎5401教室
(地下鉄東京メトロ南北線本駒込駅、または都営地下鉄三田線白山駅)

●発表題目:『インドネシア高等教育の発展におけるイスラーム私立セクターの役割―1950年代~60年代のインドネシア・イスラーム大学(UII)とシュハダ・モスクに着目して―』

●発表者:中田有紀(東洋大学法学部企業法学科 助教) 

●要旨:インドネシアの高等教育の機会拡大には、私立セクターが重要な役割を果たしてきたことが指摘されてきた。しかし、私立セクターが果たした役割とは、教育機会の量的な拡大に限定されるものではない。高等教育の質の充実・発展の支えとなる役割も果たしてきたといえる。本発表では、インドネシアの高等教育の発展に、イスラーム私立セクターが果たしてきた役割について、1950年代~60年代におけるジョグジャカルタの私立インドネシア・イスラーム大学とシュハダ・モスクに焦点を当てて考察することを目的とする。政治・社会の変化に対応しながらも、個人や財団などのプライベートなイニシアティブは、高等教育の発展を支えてきたことを明らかにする。