「宗教と社会」学会第17回学術大会。

昨日になりますが、表題の学会に行ってきました。場所は創価大学八王子キャンパスです。幕張の自宅から約3時間かかりましたね。

午前中は書評会、午後はフェミニズム関連の部会に参加しました。メタな、というのが全体としての印象です。実のところ、当日の朝に要旨集をながめて、「うーん、行くのやめよかな...」とさえ思ったのですね。要は、関心分野に近い話がない、興味を引くようなテーマのものがない、といったようなことからです。人類学や民俗学の学会などですと、知らない土地の知らない話が聞けてそれだけでも面白いのですが、見る限りそういうことも期待できません。

結果として、正直なところ学問的には余り意味のある一日ではなかったのですが、私もこの学会の構成員なので、ちょっと反省してます。そんなわけで、人類学や民俗学、あるいは調査を重視する社会学系のメンバで、事例研究に特化した部会でも企画しようか、などと思うのですね。宗教学会とか、この学会などでそういう部会開催に深く関わってきた積もりなのですが、どうもそういうスタイルが浸透していかないなぁ、と。自分で調べた事例を踏まえて何かを言う、という研究スタイルにご賛同される方、是非一緒に何かやりましょう。連絡をお待ちしております。

と、云う事で。