昨日の白山人類学研究会。

昨日になりますが、4ヶ月ぶりくらいの開催になる白山人類学研究会に出向いてきました。私の先輩に当たる方の、韓国の中でも極めて保守的とされる地方でも目立ってきているという国際結婚に関するご発表でした。

まあ、大体予想通り、と申しますか。要は、そこまで切羽詰まっている、ということです。若干暴論ですが、日本もそんなに変わらないんですよ。だから、とても理解しやすいんですね。

ただ、そんなに変わらない、とは言っても、やはり文化的背景や社会的基盤が違うわけですから、そこには差異が存在するわけです。きっと、人類学や社会学はそこに目を向けるべきなのでしょう。そしてまた、そういう現象を生み出している要因や、そこから生まれてくる問題を徹底的に検証すべきなのでしょう。要するに、これは印象論で語るべき問題では断じてなく、より徹底した精査が求められているのではないか、という感想を持ちました。

いずれにしましても、これは色々な意味で重要な問題ですね。様々な人が様々な地域・社会について研究を進めていますが、ちょっとばかしまとめてみたくなりました。

と、云う事で。