ブルガリアへの道:第16回 5月1日の練習。

一昨日の練習に関してです。ごくごく簡単に記すことにします。

翌日がコンサートですから、全ての曲についての総まとめを。グランプリで歌う曲の充実振りはかなりなものだと思うのですが、その他の曲にやや問題が。個人的には、プーランクの'O magnum mysterium'と信長編曲の日本語唱歌群、そして『ルパン三世のテーマ』がまだまだかな、などと。

この辺の曲については、リズム読みを究極まで厳格にし、更には指揮者のテンポ変化に完璧にシンクロすることと、純正律でキチンとハーモニーを作ることが必要ですね。こういうことを実現するには、結局のところ練習時間をかけるしかないわけで、グランプリ曲に比べるとやや完成度が落ちてしまうのはやむを得ない、のかも知れません。しかし、演奏する以上は、出来ることは全部やって臨まねば、と思います。

これらの曲はブルガリアでも演奏することになりますが、そこでの聴衆は我々の演奏を次に聴く機会は多分ありません。なので、やはり最高のものをお聴かせしたいものです。

そんなことを考えつつ、翌日のコンサートに備え就寝したのでした。

と、云う事で。