ブルガリアへの道:第17回 5月2日コンサート。

一昨日になりますが、既に書いております通り、三重県津市のリージョンプラザお城ホールにて、「平成22年度津市文化振興事業郷土シリーズ ヴォーカルアンサンブル≪EST≫コンサート ~ヨーロピアングランプリコンクール出場記念~」が行なわれました。18時開演で終わったのは20時頃。歌あり踊りありの楽しいコンサート、だったのかどうか分かりませんが、取り敢えずブルガリア前のお披露目として、来て頂いたお客様に対して最大限のサーヴィス提供は出来たのではないかと思います。いかがでしたでしょうか。

ところで、いわゆる「津市リージョン」ですが、キャパ650人の中規模ホールで、非常に歌いやすかった、ですね。実は私の立ち位置の真横に反響板がありまして、ほとんどお風呂状態。まあ、大きな声を出す必要はないホールですし、兎に角絞りに絞った倍音満載の声を出すことを心がけました。それがベースのつとめというものです。

お客さんの反応としては、やはりグランプリ曲でまとめた3ステージの完成度が高かった、ということらしいです。でも内部的には色々と思うところもあります。致命的なミスもあった3ステージに問題が多いことを実は良く理解していたりするのですが、更に云えば、宗教曲でまとめた1ステージの曲たちが実はとんでもなく大変なことが良く分かったこと、更には日本語曲から構成される4ステージとアンコールの曲たちがいかにも難しそうに聞こえてしまっていたのではないかということ、といった辺りが、個人的な反省点です。

ちょっと詳しく書くならば、要するに、基本的には3ステージでやったどの曲よりも技術的に難しくないはずの曲群が、実のところまださほど良い形で歌えていない、ということです。これ、解決には結構時間がかかりそうな気がします。発声ですとか、個々人が持つべき音楽のイメージといったようなかなり本質的なことが絡んでますので。

コンサート後は特に決まった打ち上げもなく流れ解散。翌5月3日はどうやら私の案、というかせいで練習になったらしく(そうでしたっけ?覚えてない(笑))、そのせいもありますがグランプリ前ですからね。兎に角休め、ということです。そんなわけで、有志でお茶をした後、津駅前のホテルに帰投しました。

と、云う事で。