桜庭一樹『GOSICK II ―ゴシック・その罪は名もなき―』

私設サイトの書籍紹介欄に、桜庭一樹による「GOSICK」シリーズ第2弾『GOSICK II ―ゴシック・その罪は名もなき―』角川文庫版を追加しています。

非常に折り目正しいアドヴェンチャー・ミステリですね。プロットと背景設定が素晴らしい。がヴィクトリカと一弥の関係はちょっとベタ過ぎな気もしますが、間違いなく意図的です。この作者、結構、「お約束」を割と大胆に使う人だと認識してます。

ちなみに、現時点で、シリーズ長編はVIまで、短編集を入れると全9冊が出ていますが(角川文庫版は今のところIVまで進行。いずれイラスト入りのビーンズ版も出るらしい。)、超怪しい情報筋によるとコミック化、ドラマCD化に続いて近くアニメ化もされる予定で、制作はボンズだそうです。どうでも良いんですけどね(笑)。

と、云う事で。