ニュー・ヨークへの道:第3回。

本日は午後から東京芸術劇場大リハーサル室で松本の方々を交えての練習。夜の部では音楽監督であり指揮者である小澤征爾先生も登場、ということで皆さん万難を排しての参加です。

久々に大戸屋で昼食を済まして会場へ。14時から発声、14時半から栗山先生による指導が始まりました。

今回の合唱はSKF松本合唱団と栗友会のコラボですので、兎に角歌い方、音色その他を同じにしないといけません。凄く大変な作業なのですが、全然時間が足らず(苦笑)。17時半を回ってDies ireaが終わった辺りで終了、だったかな。半分行きませんでしたね。朝からやれば良かったかも、と本気で思いました。

そんな感じで本日の練習前半が終わり、夕食(@イタトマCafe Jr.)を挟んで小澤先生の練習へと。

あくまでもピアノ伴奏ですが、ソリストも加わって全体を通しつつ、小澤先生がこの曲(『戦争レクイエム』)をどう作りたいのか、を伝えていく、というような流れで進みました。

小澤先生の練習というのは私も初の経験なのですが、思うに、基本的に言葉で示す、のではなく、指揮ぶりで示す、ということが貫かれてまして、だからこそそれを注視しつつ歌わなければいけないわけです。なので、実のところもうほとんど覚えている位でないといけなかったのではないか、とさえ思いました。

でも、私自身はまだ楽譜から目を離すことは出来ない、それは余りにも危なすぎる、という段階です。余り歌えていなかった合宿から2週間を経てかなり進歩してますけれど、そこは社会人、もう少し時間がかかります。こればかりは致し方ないのです。

小澤先生の時間は2時間ほどで終了。遠方から来られている松本の皆さんもお帰りになりまして、その後は栗山先生によるダメ出し30分ほど。実際のところ、それでは到底足りないのですね。まだまだやることは多々ある、というのが本日の感想です。次の練習まで、日々研鑽を重ねたいと思います。

と、云う事で。