私設サイトの書籍紹介欄に、フィリップ・K・ディックによる1960年発表のSF長編『未来医師』創元SF文庫版を追加しています。
原題はDr. Futurity。数少ない、と言いますか4冊しかなかった未邦訳SF長編のうちの1冊、ということになります。話はタイトルから分かるような時間テーマSFですね。
この本のように、「別に無理に邦訳せんでも良いんでないの。」とか思っちゃうような作品が50年の時を経て邦訳されてしまうところが、この作家の恐ろしいところです。それなりに読みどころのある、でも全然凄いと言うほどのものではない作品だと思いました。
と、云う事で。
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