新日フィル第480回定演、と。

7/16(土)、18(月)の二日にわたり、新日フィルの第480回定演に出演しました。場所はすみだトリフォニーホール、曲はR.ワグナーの『トリスタンとイゾルデ』、です。

コンサート・オペラ形式です。なので舞台装置や衣装といったものは基本的にありません。中央に大きなスクリーンが置かれてまして、そこに物語の場面背景を表わすような映像と字幕が映し出されてました。

我々男声合唱部隊の出番は第1幕のみ。舞台袖で歌い、その後バルコニーに移動。60人ほどしかおりませんので、巨大なオケに対抗するのはかなり大変。でも、極力声を飛ばすことに心がけました。客席ではどう聞こえていたのでしょうね。

二日目は出演後に客席に入りまして(当然チケットは買ってありました。)、2幕目、3幕目を聴くことが出来ました。C.アルミンクの流麗な指揮の下、豪華なソリスト陣と、充分にリハーサルを積んだオケが見事な演奏を繰り広げていました。

この定演、4月の『薔薇の騎士』と並ぶ今年の目玉、と思っていたのですが、そっちを震災の影響か何かでアルミンクがキャンセルしてしまったということもあり、期待は大きかったのでしょう。両日とも満席、でした。

しかし、偉大な作品ですね。改めてそのスケールの大きさに驚かされました。

と、云う事で。