私設サイトの映画紹介欄に、ヴィム・ヴェンダースによるドキュメンタリ・フィルム『Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』を追加しています。
3Dカメラによって作られた、20世紀最大の舞踊家にして振り付け師の一人ピナ・バウシュ(1940-2009)についてのドキュメンタリということになります。
出演は彼女が長く芸術監督を務めてきたヴパータル舞踊団(「ヴッパタール」じゃないと思うんですけど、どうなんですかね。綴りはWuppertalですし。)の面々。彼女の遺した演目を踊り、彼女について語ります。
殆ど本人が登場しないことに驚嘆したのですが、それはとても筋の通ったことだと思いました。ここでは踊り継ぐ意志についてのみ語ろう、というような謙虚な、そして計算高い態度が、この作品のドキュメンタリとしての価値をこの上なく高くしている、そんな気がします。
下にとても良く出来た予告編を貼り付けておきます。
と、云う事で。
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