第3回コール・ブーケ演奏会、と。

去る10/27(土)、相模原市の杜のホールはしもとで行なわれておりました、相模原市で活動している女声合唱団コール・ブーケによる第3回演奏会を聴いて参りました。

指揮はコーロ・カロスでいつも一緒に歌わせて頂いている藤田寧子さん、ピアノは松井洋子さん、もうひとりピアノとリコーダの賛助出演として福原千春さん、という布陣でしたが、以下、簡単に報告を。

さてさて、ホールは京王線橋本駅から直結のミウィの7階にあります。場所も、音響もとても良いホールですね。政令指定都市なのに一体どうなってるんだと常々思っている千葉市民としては非常に羨ましい、と思いました。

それは兎も角、多少は場所の良さからかも知れませんが、お客さんの入りはかなりのものでした。3回目とは言え、28年間(でしたっけ?)活動してきたこの合唱団、ご家族やご近所の皆様、あるいはまた広く地域の皆様に愛されている、ということなのでしょう。

演奏曲は1stが北野実編『サウンド・オブ・ミュージック』合唱曲集より4曲、2stが新実徳英『ねむの木震ふ』全曲、3stが江口泰央編『中山晋平 童謡つづれおり』から5曲、4stが寺嶋陸也『月夜の木馬』全曲、という盛りだくさんかつ結構なヴォリュームの内容でした。

19人という、若干少なめのメンバでしたが、決して易しくはない、というよりはかなり難しいとも言える曲を含むレパートリを、相当な時間をかけて練習してきたことがひしひしと感じられるコンサートでした。

そうですねー、リズミカルでシンコペーションの烈しいものもあり、連弾ものあり、暗譜ステージあり、極めつけは3stのアカペラ・ステージありですからね。実のところ、これまでに、これだけ濃い内容のものを一つのコンサートで、という経験の余りないメンバが殆どだったようなのですが、次回も是非どん欲に挑んで頂きたいな、と思いました。例えば外国語曲とかいかがでしょうか?

アンコールは相模原市出身の寺嶋陸也氏が、相模原市合唱連盟50周年の節目に作曲したという「未来へ」、と、信長貴富編の「花」、でした。個人的には、この2曲がとても良かったですね。心地よく、コンサートを聴き終えることができました。

と、云う事で。