有栖川有栖『長い廊下のある家』

私設サイトの書籍紹介欄に、有栖川有栖による4本の中短編からなる作品集『長い廊下のある家』文庫版を追加しています。単行本刊は2010年、カッパ・ノベルスを経ての文庫化、となります。

典型的な本格ミステリを表題作に据えていますが、2作目以降段々とそうでない方向にシフトしていきます。良く考えられた構成、ですね。4本ですが、ある意味実にヴァラエティ豊かな作品集になっていると思います。

と、云う事で。