八丈島研究プロジェクト

 研究活動その1は「八丈島研究プロジェクト」です。
 人類学・社会学や福祉学などを専攻する東洋大学の教員や大学院OBからなる少人数のグループで行なっています。基本的には、産業と福祉という、現在の、そして未来の八丈社会を考える上で最も重要だと思われる二つのテーマをメインに、来年度末(2007年初頭)位になるであろう単行本の刊行を第1次的な目標とするプロジェクトです。具体的には、八丈島産の国内シェアが90%以上と言われ、かつまた八丈社会を支えていると言っても言い過ぎではないであろうフェニックス・ロベレニーという観葉植物の栽培・出荷に関わる人々の暮らしぶりをつぶさに観察しつつ、それとの関係で高齢化・少子化・観光業の停滞等々といった様々な社会的問題などを考えていこうとしています。