先週末

先週末は色々なイヴェントに参加してきました。まずは土曜日。はしかのため先月一杯休校となっていた駒澤大学で行なわれていた「宗教と社会」学会の学術大会へ。2週連続の学会参加ですが、最近アカデミズムからはやや離れがちな私としては今回もとても良い刺激を受けました。

実のところ全く学術的ではない発表も少なからず見受けられたのですが、質疑時間が長いこの学会ではその辺りのことがキチンと指摘されるようになっていて、うまく機能しているな、と思いました。発表に関して特に事前審査のようなものがないにも関わらず、毎回程良い人数に抑えられているのもこの学会の良いところで、全体としてのクォリティの高さは保たれているように感じました。

懇親会+二次会の後、あたふたと実家に戻ってサーバからデータを吸い上げたりし(眠りについたのは3時過ぎ)、日曜日は北区の「北とぴあ」というところで行なわれていた合唱祭へ。私が加入した団体が出演したのですが、この企画、かなり面白いものでした。

「第8回北とぴあ合唱フェスティヴァル JCDA合唱の祭典2007」の中の「世界の現代(いま)を聴くVol.1」という部会なのですが、日本の合唱団7団体が、アジアやヨーロッパなど世界各国の合唱曲を歌う、というもので、明確なコンセプトと、各団体の技術の高さや選曲の良さが相俟って、大変素晴らしい企画になっていたと考えます。

第2回があるとすれば、諸外国の団体を幾つか招聘することと、部分的に国内団体とそうした団体とのコラボレーションなどが行なわれると面白いのではないか、と思った次第です。まあ、資金の調達やスケジュールの調整などが極めて大変ではありますけれど。前者については、文部科学省や各国大使館を動かすのも手かも知れませんね。

と、云う事で。