大阪、そして京都。

さてさて、日曜日はいつものように歌の練習に明け暮れてましたが、23日(月)・24日(火)は休みを利用して関西方面へと。これは、第一義的にはデイヴィッド・リンチの新作『インランド・エンパイア』を観るためです。近いところでやっていないので大阪に行く他はないのでした。

ただ、これだけだと勿体ない、といいますか、現在京都では祇園祭の最中(さなか)なわけで、うまい具合に24日に行なわれる「花傘巡行」と、御輿の御旅所から八坂神社への帰還行事である「還幸祭」というものの一部を観ることにし(23時までかかるわけです。終電がありませんね。というか三重だし…。)、それゆえ23日夜は大阪で宿泊、ということに相成りました。

ちなみに、24・25日は京都の祇園祭と同じく日本三大祭の一つとされている大阪の天神祭の日に当たっており、どっちを観るか悩んだ末、こちらは来年にしよう、という結論を出した次第です。本日(25日)を休みにしちまえば良かったな、とも思いますけど、そうもいかないのですよ。

さてさて、映画も面白かったのですが(評論は後日公式サイトに掲載します。)、メイン・イヴェントではないとは言え、祇園祭の印象は兎に角圧倒的。梅雨が明けたばかりのカンカン照りの中を、1km以上はあるのではないかと思われる行列が京都の町を練り歩く姿は何とも壮大なものです。獅子舞と念仏から派生したとされる「六斎」の奉納を見られたのも大きかったですね。大変中身の濃い1日を過ごすことが出来ました。メイン・イヴェントの「宵山」と「山鉾巡行」は来年以降のお楽しみ、と申しますか、実は御輿を担いでみたくなってしまったわけです。それも含めて、京都には一度住んでみたいですねぇ。

最後になりますが、余りにも忙しいためしばらく更新が止まっている公式サイトのギャラリに、そろそろこのところ撮りためてきた色々な写真をアップし始めますのでご期待下さい。

と、云う事で。