郡上踊り

既に書き込んだ郡上踊りですが、予定通り行ってまいりました。徹夜踊りの第2夜(8/14夜-15朝)です。長良川鉄道という、鉄道マニア垂涎の路線を使って郡上八幡駅に着いたのが、14日の16時くらい。現地で有料の休憩所なるものを発見し、色々とお話を伺いつつサクッとお金を払って荷物を置く場所を確保しつつ散策へ。

うーん、ここって物凄く前に来てるんですが(恐らく小学校の低学年の頃)、ほとんど記憶通りですね。そうそう、ご存知の方も多いかも知れませんが、ここは、そもそも町並自体が素晴らしいのですよ。後々に公式サイトに写真をアップしますけれど(って、一体いつになるんだ…)、「水とともに生きる」、というような感じで、それはそれはきれいな町なのです。

そんな美しい町並の中で、日没後に盆踊りが始まりました。20時から生演奏になるのですが、19時15分くらいには既にCDか何かの音源で最も有名な音頭である「かわさき」が流れ出しまして、もう待ちわびた数百人どころではなく千人規模の群集が踊りの輪を作り始めました。今回は収録も兼ねておりますのでこの時点から生演奏が始まって数曲が終わる辺りまでの1時間ほどをやや断続的に録画。その後ヴィデオ・キャメラを休憩所に置きに戻り、約8時間にわたり、時折休憩といいますか水分とカロリー補給をしつつ踊り続けておりました。

ちなみに、ここの踊りは基本的に10種類ありまして、どれもがとても簡単なものです。予備知識も当然のことながら事前の練習も何もなく入ったのですが、すぐに覚えました。なお、やや難しい「猫の子」は一回しか演奏されなかったために細部までは理解することなく終わったのですが、もう少し演奏機会が多ければマスターしていたと思います。

ここまで長時間にわたって踊ったのは久々なのですけれど、これは快感以外の何物でもありませんね。恐らくヒトが音楽やら舞踊やらというものを発明し発達させてきた理由はその辺にあるのでしょうけれど、何となくこの世から少しズレた世界に入り込んだような気分に浸ってきました。良い経験でしたね。

なお、そんなに長時間踊っていたわけですから、相当足に来ているのでは?、と思われるかも知れませんが、案外そうでもないのです。実はこういう踊りにより疲労が来るのは足よりもむしろ腕である、というのはちょっとした発見でした。8時間近く腕を上げ続けている、と考えればお分かりになるかと思います。ついでに言うと、ハンド・クラップが多用されるため、手の平がとても痛くなります。

さてさて、ずいぶんと長くなってしまいましたが、かなり濃い内容の行事であるためまだまだ語り足りません。それはまたの機会と致したいと思います。

と、云う事で。