ヴェトナム料理、非正規雇用、などなど。

昨夜は会社帰りに同僚の非正規雇用者6名でちょっとしたお食事会を。と、言いますか要するに飲み会です。既に書き込んだ通りその内のひとりが最近結婚式を挙げたため、そのお祝い、ということになります。

場所は鈴鹿市内のヴェトナム料理を主体とする多国籍料理屋でございました。エスニック系だと妙に高かったりすることが多いのですが、その店はファミレスみたいな価格設定でかなりリーズナブルでした。

食べ物もまあまあ美味しかったのですけれど、それはそれとしまして、今回は非正規雇用の実態に関する情報収集が出来たのが大きかったですね。ホンネ・トークというやつです。色々な話が交わされましたが、一例を挙げておきますと、三重県内の中小企業に正規雇用された場合と、大手の人材派遣会社から三重県内の大手企業に派遣された場合で、どちらがトータルでの収入が多いのか、ということはここに住む方々にとってとても重要な点です。結論から言えば後者の方が上ですね。同僚の一部、特に妻帯されている2名はその辺の所を良く考えて「派遣」という生き方を選んでいるわけです。

こういう話から見えてくるのは、現在のいわゆる「格差社会」というものを考えるにあたっては、正規雇用/非正規雇用といった枠組みだけではなく、中央/地方、大企業/中小企業といったような視点も盛り込まないと何も見えてこないだろう、ということですね。なかなか複雑です。

他にも面白い意見等々が出ておりましたけれど、そのうちにまとめてみようかな、ということをふと考えました。非正規雇用の増大とそれが引き起こす社会の変化、とでもいうべきものは今日社会学の重要なテーマになっておりますので。てなわけで、こういう貴重な場=フィールドを得ていることを無駄にすることなく、今後も情報収集に努めたいと思います。

と、云う事で。