ヴァンサン・パロノー&マルジャン・サトラピ『ペルセポリス』

私設サイトの映画紹介欄に、ヴァンサン・パロノー&マルジャン・サトラピ共同監督作品『ペルセポリス』を追加しています。

イラン出身の漫画家であるサトラピの自伝的漫画を元にした、1978年の革命から湾岸戦争後辺りまでの時期を対象とし、その半生を深い反省を交えて描いたアニメーション作品です。

ちょっと高く評価されすぎでは、という感想を持ちました。正直なところ、決して出来は悪くはないんですが退屈なのです。

ついでながら、主人公がそうであるところの「金持ちの奔放な不良少女」、なんてのは何だか1950年代の日活映画(ちなみに『太陽の季節』とかその辺ですよ。)みたいで絵的には面白かったですね。1980年代のイランだとこうなるのか、と。

と、云う事で。