コーラスマスタークラス@宝塚(桜便り2009その6)。

昨日になりますが、宝塚ベガホールで行なわれていたコーラスマスタークラス『近現代』に、ヴォーカル・アンサンブル≪EST≫の一員として参加してきました。モデル合唱団ということになります。

宝塚国際室内合唱コンクールからロマン派部門がなくなってこれが近現代部門へと発展解消したもようなのですが、今回扱ったのは現代、と言いますか今回講師として招かれた作曲家自身の言葉を使えば同時代の作曲家による作品、ということになります。その作曲家とは、鈴木輝昭氏。4曲が取り上げられましたが、我々が歌ったのは『三つのマリア聖歌』から「I AVE MARIA」と『詞華抄』全曲。詳しく言えば前者は女性合唱曲なので私はまざりませんでした。

sakura_takara_20090405_01.jpg作曲の背景・意図などを知る上で本当に貴重な、大変レヴェルの高いレクチャに感動しつつ、モデル合唱団としてのつとめを果たすべく歌って参りましたが、出来具合はいかがだったのでしょうか。リハーサル時のものの録音は聞いたのですが、この難曲、個人としても、合唱団としてもまだまだやれること、やるべきことは多いな、と思う次第。こういう難曲を通して、更に成長したいな、と思うわけです。色々な意味で、意義深い講習会でした。

ついでながら、しばらく休んでいた桜便り番外編を。写真は宝塚ベガホールへ向う坂道にあった桜の木。見事に満開です。実は、ホール周辺には余り桜の木が植わっていないのですね。しかしながら道中、関西も今がちょうど見頃、という感じで楽しめました。名古屋桜便りも明日辺りに復活しますのでお楽しみに。

と、云う事で。