白山人類学研究会からのお知らせ

白山人類学研究会からのお知らせが届いています。お誘い合わせの上ご参加下さい。私も参加予定です。以下、引用します。

白山人類学研究会関係各位

5月定例研究会のお知らせです。
今回は3月に学位取得されました本多守さんの博士論文発表会として開催いたします。

●白山人類学研究会 5月例会

日時:5月18日(月)18時10分より
場所:東洋大学白山校舎5401教室
(地下鉄東京メトロ本駒込駅、または都営地下鉄白山駅)

●発表題目:『ヴェトナム・コホー族チル集団の社会構造とその変動過程』

●発表者:本多守(東洋大学アジア文化研究所客員研究員) 

●要旨:本発表対象のチル集団は、モンクメール語族に属するコホー族の中の焼畑耕作民で母系制社会を形成する。発表では、最初にチル社会の社会構造を示し、次にフランス占領後、現在に至る過程でチル社会が受けた外部の政治的経済的変化によって、変化する社会構造の変動過程を明らかにする。そしてその変動過程において婚姻連帯の変化に焦点を当て、リーチの姻戚関係に基づく社会構造理論と比較しながら新しい婚姻連帯拡大型モデルを提示する。 

※研究会後、近隣で懇親会を開催いたします。ご都合の付く方はぜひご出席ください。