白山人類学研究会などへ。

週末の音楽練習ツアーで物凄く疲れていたんですが、白山まで出向いてきました(18日の話です。)。現在の東京はマスク姿がちらほら程度。私もしてません。それは兎も角といたしまして。

今回の発表は長年ヴェトナム研究をしてきて、この春学位を授与された方のものです。人類学の王道と言いますか、今では余り触れたがらない領域になってしまった感さえある親族論です。結構王道系の話が好きな私は、感銘を受けました。と、言いますか、研究というのはある意味王道系でないといけないと思ったりもするのです。先行研究がしっかりあるところで、そうしたものを新たな視座、データをもって乗り越える、というのが正しい姿ではないかと。大変勉強になった次第です。

なお、来週渡仏&コンクールということもあり、体調管理のためアルコールを自粛してます。歌い手にとっては身体が楽器ですからね。そんなわけで、本日は非礼を感じつつもとっとと帰らせていただきました。いずれまた機会を改めまして、ということに。

と、云う事で。