『1Q84』。

今年最大のベストセラーなのだろう村上春樹の書き下ろし作品『1Q84』ですが、昨日やっと読み終わりました。

取り敢えず、Book3が待ち遠しいなぁ、と思いました。どう考えても、これで終わりじゃないですよね?別にこれで終わりでも良いんですが、『ねじまき鳥クロニクル』も1、2巻の同時刊行から1年後に続編というか完結編が出たわけですし。実のところ、ここまでの展開からしてBook5か6くらいまで行くんじゃないかと邪推してます。ああ、そうすると小説内時間が1Q85年になっちゃうのか。じゃあ、10-12月分がBook3で完結編、とか?でも、全3冊で終わるとは到底思えないから、Book3は3.1と3.2の2分冊、とか、あるいは10月からは一月で1冊とか?まあ、いずれはっきりしますね。

ちなみにこの作品、誰でも分かるようにジョージ・オーウェルのあの作品(『1984年』)をベースにしているのはもちろんなのですが、リュック・ベッソンの映画(とりわけ『ニキータ』、『レオン』ですね。本作の主人公2名は基本的にニキータ、レオンがモデル、と。)と、BONESが作ったアニメーション作品(『ラーゼフォン』)をかなり露骨な形で援用してます。観てない人は観ましょう。理解が深まるはず。

もうちょい詳しい紹介というか感想は私設サイトの方にもう少ししたら載っけようと思います。

と、云う事で。