ブルガリアへの道:第4回 2月7日の練習。

昨日になりますが、今年3回目となる三重入り。ESTの練習に参加してきました。ざっとその流れを記述しつつ、反省点その他を。

1.まずはヴォイス・トレーニング。久々のあかね先生による個人指導です。時間は短かったのですが、根本的なところをご指摘いただき、道筋を明確にしていただきました。うーん、やっぱり飲み込んじゃうんですよね。長年の癖はなかなか直らない、と言いますか、放っておくと自分で良い声が出ているように感じる方にどんどん傾いて行ってしまうんですね。これからは常に意識していきたいと思います。基本的に、ハミングから色々な母音へ、というのを繰り返すのが良いみたい。

ああ、声について書いたついでながら、実は正月くらいから鼻づまりが直らなくなってます。東海にいた2年間はかなり調子良かったんですが、千葉に戻って悪化しました。歌い手にとりこれはかなり致命的。明らかに鼻炎なので、対策を練る必要があります。

2.パート練習と男声練習。ヴォイトレと前後して行なわれていました。ちょっと断続的になってしまいますがやむを得ないところ。それは措くとして、こういう個人→パート→男声→全体という積み上げ型の練習って凄く効果的だと思うんですが、この日はややパート練習に難を感じました。次項とも関係しますが、ちょっと基本的なところがおろそかになっていたように思います。要は個々人の音楽への取り組み方の問題です。

3.そして全体練習へと。まずは5月に再びコンクールでやるF.プーランクのミサ曲からSanctusに結構時間をかけました。昨年もさんざんやった曲なのですけれど、さすがに抜けているところも多々あります。ベース担当としては、この曲の練習がこの日最大の反省点でした。もうちょい堂々とやらないといけませんね。

また、これと同じくらい時間をかけた今月21日にやる鈴木輝昭『リリケアモローゼ』の1と5は暗譜完了。アンサンブルの中でも楽譜を閉じて通すことが出来ました。こっちはこの日最大の収穫です。何せ無茶苦茶練習したからなぁ。暗譜したおかげもあり、表現的にもかなり深められたんじゃないかと思います。

ところで、21日のコンサートでは、難曲である『リリケ』以外にももう一つ途方もなく厄介な曲があるわけでして、それは要するに信長版『ルパン三世』なんですけれど、これに全く触れないで終わってしまったのはどうなんだろう、という気もします。みんなちゃんと歌えてるのかな?とか思ってるんですが、どうなんでしょう。これ、恐ろしく難しいんですけど。

次回は20日。翌日の本番に備え、今のところ少なからず存在する全ての不安材料を消し去り、音楽表現をこの上なく高める、という練習にしたいものです。皆さん頑張りましょう。

と、云う事で。