第3回マリスステラ・コンサート。

遅ればせながら、さる日曜日のことですが、第3回目となるマリスステラ・コンサートを聴きに、三鷹にある武蔵野市民文化会館まで行って参りました。大変ヴォリュームのあるコンサートでしたが、ごくかいつまんで。

ちなみに、マリスステラ・コンサートとは、慶應義塾大学混声合唱団楽友会、横浜市立大学混声合唱団、千葉大学混声合唱団、宇都宮大学混声合唱団、山梨大学混声合唱団という(演奏順です。)、5大学5つの合唱団によるジョイント・コンサート、ということになります。

何でこの5大学なのか、と言いますと、慶応、千葉、宇都宮を栗山文昭先生、横浜市、山梨を藤井宏樹先生がそれぞれ指導している関係で、というつながりですね。分かんない人には分かんないでしょうけれど(笑)。ちなみに私もそんなに深くは理解してません。

さてさて、そんな話はさておき、コンサートは上の各合唱団による演奏と、全大学の1年生のみによるステージ、同じく全大学の上級生によるステージ、そして全員によるステージ、という構成でした。休憩を挟みつつ、計3.5時間ほど。

オーソドックスなアカペラ宗教曲から、ピアノ付きの邦人作品、そしてまた林光先生作曲の音楽劇・合唱オペラという具合に、極めて多岐にわたるステージ構成で、非常に面白かったです。ありがとうございました、そしてお疲れ様でした。

特に良かったのは、なんてことを書くとどうなんだろう、とか思っちゃいますが(笑)、まあ敢えて書いちゃいますと、横浜市大(ああ、ちなみに私はかつてこの大学で教えていたことがあったりしますが。)の寺嶋陸也作『朝顔の笛』からの5曲、宇都宮大の林光作『セロ弾きのゴーシュ』抜粋(これホントに凄かったな~)、上級生ステージ全部、中でも特にM.ローリゼンの"O nata lux"(改めて良い曲だと思いました。どこかでやってみたいな、などと。)、そして全員合唱による初演の「風」を含む信長貴富作『風と笛と太陽』となります。

そうですねぇ、考えてみると、1年生なんてのは実のところ入って2ヶ月足らず。いや~、中学高校で合唱やってなかったら右も左も分かんないよね、なんて思っちゃいます。私なんか、今になっても右も左も分かりませんけど(笑)。でも、こういうヴォリュームのある、そして十分に高いクォリティをも兼ね備えたコンサートでいきなり歌えるなんて、凄い幸せな事なんじゃないかと思います。これからも是非是非がんばっていって欲しいものです。

以上、簡単ながら報告まで。

と、云う事で。