明日『第九』本番です。

さてさて、明日はいよいよ私にとり昨年末以来久々の本番となる新日フィル+F.ブリュッヘンのベートーヴェン『第九』。ブリュッヘンによるベートーヴェン・ツィクルスのラストですね。場所はすみだトリフォニーホール、開演は15時です。当日券もある模様。

今回の第九ですが、月にピアノ合わせ、木にオケ合わせをしてきまして、今日(金)は公開リハ。今日などはベース10人とかそういうやばい状況でしたが、何とか乗り切りました。ああ、ちなみに本来20人なのです。

ブリュッヘンはさすがに素晴らしい、と思います。表現に向かう強い意志を感じますね。「ノン・ヴィブラート」が口癖、と言いますか基本な指揮者でして、古楽器奏法に基づいた音作りになってます。中にいる限り、簡潔明瞭かつ力強い、そんな音に聞えますね。

そんなポリシィが貫かれ、各方面から大絶賛されているように思う今回のベートーヴェン・ツィクルスですが、その掉尾を飾れるというのは非常に嬉しいと申しますか何と申しますか。

そうですねぇ、明日の演奏会は、ブリュッヘン+新日フィルにとってのツィクルスの掉尾であると同時に、私個人にとってはこれから3週間に及ぶ世界三大合唱曲みたいな感じの連続演奏会の皮切りでもあります。まずは良いコンディションで、完璧な演奏が出来るようしっかり準備して早めに眠りにつきたいと思います。

と、云う事で。