ブリュッヘン初日。

私にとってのブリュッヘン初日が終わりました。既に記している通り、すみだトリフォニーホールでの『第九』でした。

ちょっと肌寒い感じでしたが好天に恵まれました。お昼くらいからGPが始まりまして、ところどころ端折りつつ演奏。1hほどで終了。

で、開演です。『第八』を先にやってますので、我々は途中出場。『第九』頭からの演奏をオケの後ろで聴いてましたが何だかスゴイ。格調は高いし、前にも書いた通り非常に明快。そしてまた、各楽器が絶妙なバランスでミックスされてます。そうそう、特に、音が小さくなったり、そもそも演奏している人数が少なくなったときのアンサンブルのあり方が際だってましたね。人が増えてヴォリュームが増してもそういう室内楽的で緻密な音は維持されてます。こういう演奏が好きなんですよね、基本的に。

そして我々の出番である第4楽章へと。ハプニングはありましたが(いや~、あれはちょっと動揺したな~。私個人は勿論そういう顔はしませんでしたが。)、無事終了。良い演奏だったんじゃないか、と思います。ツィクルスの掉尾ということもありまして、拍手は鳴り止まなかったですね。ご来場の皆様、ありがとうございました。

次回の出番は21日。曲はやはり8番と9番。サントリーホールで19:15開演です。

と、云う事で。