京極夏彦『数えずの井戸』

私設サイトの書籍紹介欄に、京極夏彦による『嗤う伊右衛門』、『覗き小平次』に続く新釈江戸怪談シリーズ第3弾『数えずの井戸』を追加しています。刊行は2010年1月。

もとになっているのは勿論「番町皿屋敷」、です。良く知られた怪談ですが、様々なヴァージョンがあるわけです。それを京極氏は独自の視点で、自分が作り上げたキャラも登場させつつ、再構成していきます。見事、としか言いようのない作品ですね。

次は何を取り上げるのか、今から楽しみです。

と、云う事で。