テレンス・マリック『トゥリー・オブ・ライフ』

私設サイトの映画紹介欄に、アメリカの寡作映画作家テレンス・マリックによる第64回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作『トゥリー・オブ・ライフ』を追加しています。

凄まじい作品です。圧倒的な映像美、深い人間洞察、豪華キャスト。実に見所の多い作品だと思います。私自身家族に不幸があったばかりですので、鎮魂、というテーマを追いかけながら観ておりました。そうではない観方も色々出来るはずです。成功哲学から生命の起源まで、何だか基本的に極めてアメリカ的でいて、同時にまた極めて普遍的なものまでをも視野に入れた、物凄い作品ですね。マリック監督、毎度のことながら実にやってくれます。

と、云う事で。