東邦音大・短大第164回定期研究発表演奏会[合唱の部]、と。

去る11月12日(土)、タイトルの演奏会を聴きに、川越まで足を運んで参りました。

同じ合唱団の方が関わっている関係ですが、要するに合唱の授業での成果を発表する演奏会になります。器楽の方も入っている、というかそちらの方が多いはずですので、皆さん必ずしも本格的な合唱経験があるわけではないわけですね。それでどのくらいのことが出来るんだろう、と思っていたのですが、その実かなり楽しめました。

いやー、それにしてもこれだけの人数、部分的にはかなり背伸びした感じのある選曲等々、まとめ上げるのは大変だったのではないかと思います。ご苦労様でした。更なる進化を期待してしまいます。

各学年ごとの演奏になりましたが、どれも大変充実したものでした。とりわけラストステージである4年生の演奏が非常に良かったですし、面白かったです。プログラムにない『追分節考』と、信長貴富による『東北地方の三つの盆歌』、という選曲。

どちらも余りにも素晴らしい演奏だったのですが、どうやらつい先だってブダペストで演奏してきたようですね。それは練習量が他の学年とは違うわけでしょう。ちなみに後者は日本初演になるのでしょうか。そうですねぇ、こういうのを聴くと思うのですが、信長氏がどんどん凄い人になっていっているのが分かりますね。出版が待ち遠しいです。

と、云う事で。