去るクリスマス・イヴの12/24(土)、トッパンホールで行なわれておりましたTokyo male choir Kuukaiによる第7回演奏を聴きに行って来ました。以下、簡単に報告などを。
そもそも何で出ないんだ、とか言われ続けてましたが、まあ、全く余裕ないです。申し訳ない。取り敢えず結構羨ましかったりもしました。でも無理でしたね。
そんな私事は兎も角、演奏会は本当に素晴らしかったというか、期待を遙かに超えるものでした。
第1ステージは信長編『コルシカ島の二つの歌』。女声版・混声版も含めて何度か聴いているわけですが、今回ようやく何をやっているか分かったというか(笑)。とても分かりやすい演奏でした。そうですね~、より深く分かるには一回歌ってみれば良いんでしょうけど、機会に恵まれていません。ESTでこれやっても良いよな、なんてちょっと思ったりする面白い曲です。
第2ステージは早くもメイン・ディッシュな感じのA.ピロ『三人の王のミサ』。オーボエ、コントラバス、オルガンが入ります.超大作ですね。クラシカルでもあり、何となくポピュラーな感じでもあり、な曲。クリスマスなテイストがふんだんに盛り込まれておりまして、まさに今宵に相応しい内容。選曲の妙に感じ入りましたが、演奏もとても良かったです。
第3ステージも何だか凄い内容。「私が選ぶ邦人合唱作品【男声編】」のアンケート上位5曲が演奏されました。順に、多田武彦「柳河」、清水脩「秋のピエロ」、磯部俶「遙かな友に」、三善晃「バトンタッチのうた」、多田武彦「雨」、です。まさに男声合唱の名曲てんこ盛りですね。この辺から皆さん暗譜でして、おー、って感じでした。
第4ステージは第2のメイン・ディッシュとも言うべき信長さんによる編曲委嘱初演曲『クリスマスなんて大嫌い!!なんちゃって♪』。最後にハートが入りますが、そんな文字はないので代わりに音符入れときます。このステージは徹底したエンターテインメント。ソロあり、振り付けあり、なステージでした。演出はしままなぶさん。楽器が7人という大編成にもサーヴィス精神がありありと現われていますね。
以上で終了、と思いきや、最後にもステキなプレゼントがありました。やりますね~。
ところで、このコンサート、入場料は前売りで1,500円だったんですけど、一体幾らかかったんでしょうね。あんまり聞きたくないですね(笑)。
いずれにしましても、ここまでやるのはかなり大変だったんじゃないかと思います。ご苦労様でした、そして、ありがとうございました。ホントに楽しかったです。
と、云う事で。
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