成人の日コンサート2012、と。

去る1/9(月・祝)、サントリーホールで行なわれておりました、『特別演奏会 みずほフィナンシャルグループ 成人の日コンサート2012 第23回』に出演して参りました。以下、簡単に報告などを。

今回も栗友会合唱団の一員としての参加です。割と人数少なめ。でも声は大きめかも、でした。

コンサート自体は二部構成で、前半の第1部にはヴァイオリニストの成田達輝さんによるJ.S.バッハのシャコンヌ演奏や、尾上菊之丞さんによる林英哲さんらの太鼓をバックにした舞踊が行なわれていた模様です。私は集中を切らさないため観ていませんがかなり良かったらしいですね。

第2部はW.A.モーツアルト作曲の歌劇『魔笛』抜粋演奏形式版。構成・台本はあの実相寺昭雄によるものです。実は2005年に二期会が実相寺演出による『魔笛』を初上演し、その後も再演がなされてきましたが、割と知る人ぞ知る演出。ちなみに実相寺さん自体は2006年に没。今回は怪獣こそ登場しないものの、演奏会形式からはかなりはみ出した、見た目にも楽しい舞台となっていたと思います。

我々の出番は第1幕と第2幕のそれぞれエンディング部。短いとは言いながら、ちょっとだけ演出付いてますし、暗譜ですし、ドイツ語ですし、テンポは非常に速いので、かなりの集中力を要求されました。お客さん一杯でしたし。良い経験になったと思います。

ちなみに指揮は大友直人さん。非常に分かりやすい棒でした。実は、今回特筆すべきは各ソリスト達で、夜の女王を歌った佐藤美枝子さんも結構焦りを感じたんじゃないか、とか(笑)。若い人たちの対等がめざましいですね。特に、ザラストロのジョン・ハオさん、パパゲーノの大沼徹さんは本当に素晴らしかったです。まさにはまり役、という感じでした。

以上です。次回本番は10日ほど後のレコーディングとなります。

と、云う事で。