東北関東大震災復興支援チャリティコンサート、と。

去る3月11日(日)、市原市の五井というところで行なわれておりました、制作舎 翔が企画している東北関東大震災復興支援チャリティコンサート第6弾に出向いて参りました。以下、簡単に報告などを。

あの震災からちょうど1年。私にとっても大変な1年ではありましたが、被災地・被災者にとってはそれはもちろんのこと。何かアクションを、と思ったのですが演出家の原島義治さんからのお誘いを受けまして、このようなイヴェントに参加することに致した次第です。

コンサートというよりはイヴェントは2部構成。前半では梅花講の皆さんによる御詠歌、舞踏、朗読、メッセージ紹介、対談などが行なわれ、黙祷を挟んで第2部でも再び朗読、そして最後に歌とピアノのミニ・コンサートが入る、という構成をとっていました。

あの震災とどう向き合うか、というのはまだ日が浅い今日ではなかなか整理の付かないことだと思います。今回のイヴェントでは、犠牲となった方々への鎮魂、一日も早い復興への祈り、が主たる目的となっていましたが、そこにやや客観的な視座からの振り返りとして、青山学院大で公共政策論を教えている宮原勝一さんと、骨のある論客としても知られるフリーアナウンサーの山川建夫さんの対談を挟んだのは非常に効果的だったと思います。

会場は超満員。これは、あの出来事への関心の高さを物語っていると思います。決して風化させることなく、語り継いでいきたいものです。

と、云う事で。