TOKYO CANTAT 2012、その1と。

毎年恒例のTOKYO CANTATですが、今年は多忙&体調イマイチなため最小限のコミットにとどめました。以下、ざっと私が参加したところを書いていきます。

まずは4/29の「若い指揮者のための合唱指揮コンクール」。隔年ですが、今年ははや3回目ですね。朝昼は家事だのなんだのがありますので、ファイナルからの観覧。まあ、それでもお腹一杯。6人のファイナリストが、各々に与えられた課題曲を、色んなやり方で仕上げていく様が非常に面白かったです。

どれだけスコアを読み込んでいるか、スコアが表現しようとしている音楽をいかように自分の頭の中で再構成しているか、そして20分間という限られた時間の中でそれをどうやってモデル合唱団に伝えるか、といった辺りが勝負だと思うのですが、全体として、非常にレヴェルの高いものに見えました。あくまでも素人の意見ですけれど。

取り敢えず、出場者の皆様、お疲れ様でした。そして、1位のお二方、本当におめでとうございます。更なる高みへと向かって下さい。

30日はharmonia ensembleのコンサート(別の欄に書きます。)を聴いてから、E.オルトナーによるクロージングコンサート用の公開リハーサルへと。

これが本当にためになりましたね。いつもは歌ってばかりなわけですけれど、たまには練習風景を客観的に見るのも良いもの。曲が、少しずつ練れていくのがハッキリと見えました。クロージングコンサート自体は聴けないわけですが、このリハの延長線上にあるものを感じつつ、帰途につきました。

その2、に続きます。