誉田哲也『もう、聞こえない』 私設サイトの書籍紹介欄に、誉田哲也による長編『もう、聞こえない』文庫版を追加しています。 一応警察小説の体裁をとっていますが、それのみならず、といった感じで、不思議な味わいのあるお話です。暴力描写はこの人の作品としてはかなり抑え目。まあ、それが本筋ではないので。欲を言えば、「犯人」に弁解なりなんなりをもう少し語らせて欲しかったかな、と思いました。ちょっと人物像が見えにくいのです。実はその辺結構書いてて、最終的に削ったんじゃないかと邪推しています。 と、云う事で。 前の記事 次の記事 コメント コメントする コメントの投稿 コメントの返信 コメント 名前 電子メール URL サインイン情報を記憶
コメント