追悼:カールハインツ・シュトックハウゼン

去る12月5日に、ドイツの作曲家であるカールハインツ・シュトックハウゼンが亡くなりました。享年79歳。

主として電子音楽のパイオニアとして知られる彼ですが、ジョン・ケージ等と並び20世紀後半の音楽シーンを動かしてきた偉大な作曲家の一人ではないかと考えています。1950年代の偉大な仕事に始まり、その後も様々な変遷を経つつ数多くの楽曲を創ってきた彼、今世紀に入っては2003年に7つのオペラからなる長大な楽曲『光』を完成させたあと、『音』という24連作を作っていた模様。しかしながら、この度の死により完成には至らなかったようです。誠に残念です。

謹んで、ご冥福をお祈りいたします。

と、云う事で。