第68回千葉大学合唱団定期演奏会

本日は寒風の中すみだトリフォニー・ホールで行なわれた、千葉大学合唱団による第68回定期演奏会へと足を運んで参りました。簡単にコメントなどを。

1曲目は草野心平詩、南弘明曲による『混声合唱組曲 三つの蛙の歌』。昭和43年の曲と言いますから、結構古い。でも古びていません。幾度も取り上げてきましたから私自身何度も歌ったような気がする詩ですけれど、草野と谷川俊太郎の詩は不朽だな、などと思いました。合唱団の皆様、そして何よりも学生指揮者、ソリストのお二人、ご苦労様でした。

2曲目は加藤直台本・詩・演出、林光曲による『合唱劇 冬のオペラ 大正二十五年の』です。栗山文昭先生による指揮の下、寺嶋陸也氏によるピアノと3人の器楽奏者+合唱団メンバによる実に端正な演奏、演劇がなされ、絵的にも非常に映える演出、美術で大変聴き応え、見応えがありました。稽古は相当大変だったんじゃないかと思います。色々な意味で、偉業とさえ言えるステージでした。ありがとうございました。

以上です。終演後例によって隣のホテルでレセプションも行なわれていましたが、さすがに色々やることがあるのでねぎらいの言葉をかける間もなく退散させて頂きました。早いとこ覚えないといけない曲はいっぱいあるし、本日また新しい楽譜も貰ってきましたし...。取り敢えず、いずれまた、です。TOKYOカンタートあたりになっちゃいそうですが。

と、云う事で。