ブルガリアへの道:第19回 5月8-9日合宿。

いよいよ大詰め。11日からの渡欧を前に、津市内で最終調整合宿が行なわれました。以下簡単に。

8日の練習はお昼くらいから。NHK津支局の取材が入りました。これ、大事なことですね。放送は12日らしいです。18:30からの『ホッとイブニングみえ』の中で8分ほどの枠が設けられているそうです。誰か、録画してどっかの投稿サイトに上げて下さい。とか言って、それって犯罪か。やっぱりやめてね(笑)。

この日の練習はグランプリで歌う8曲の掘り下げ。1曲1曲掘り下げに掘り下げました。例の曲の振り付けにも大きな変化が。最後に8曲の初通しをしましたが、ペース配分が結構難しい、ということが明らかに。大移動に伴うバランスの崩れ、みたいなことが起きる心配もちょっとあります。頭の中でシミュレーションを繰り返して臨まないといけませんね。

練習が終わったのは20時位で、適当にご飯を食べて翌日の練習会場にもなっている宿舎へと。寝る前に小一時間使って夕方の通しをみんなで聴き直してました。思うにこういう積み重ねが大変大事。コンクールだからここまでやる、のではなく、実のところ全ての演奏会についてこれくらいやらないと、と思ったりもするのです。

余り寝られていない状態で翌9日の練習へと。ブルガリアでは、ドブリッチとソフィアでコンサートをしますので、その曲も扱いました。個人的には、武満さくらと、ブルガリアの作曲家ドーブリ・フリストフの曲を超絶的にキレイに歌いたいですね。この2曲は絶対ウケるはず。

グランプリ曲は更に掘り下げて、夕方には再び全曲通し。ちょっと慣れてきたかな、というところです。向こうでもやらないといけませんね。でも、時間あるのかな?後は時間との戦い、という気もし始めています。飛行機の中とか、バスの中でどれだけ休めるか、そして譜読みなどを出来るか、が大事なのでしょう。

ちなみに、最後まで悩むのはラインベルガとプーランクかな~、と思っていたり。ラインベルガはかなり良くなったんですが、昨年墓参りまでしてきた(ホントです。)プーランクはもっと上手くなれるはず、と思ってます。ダイナミクス、フレージング、語尾の処理、ピッチ等々、改善出来る点多々ありです。改善出来る余地を100%埋めて本番に臨みたいですね。

怒濤の合宿も夜には終わり、終電間際ののぞみで帰ってきましたが、これでようやく三重県との往復も一段落。それなりに大変な4ヶ月強でした。次は何時出向くことになるやら。

明朝出発なのでこんなところで。次回書き込みはフランクフルトかソフィアですることになるんじゃないか、と。

と、云う事で。