南フランスへの道:第8回。

今回は6月24日(日)の練習についての報告です。といいますか、ツアーに向けての全体的な進捗と今後の計画というか覚悟の程についても語っておきます。

さてさて、まずは概況を。13時から公式練習開始となりましたが、男声は向井先生自身が指導。「地上の平和」「原体剣舞連」を兎に角整理、という練習でした。

その後は5時間以上にわたるアンサンブル練習。やっぱりディクションが大変な2曲=「ラシーヌ賛歌」(ホントはラスィーヌだけど)、「地上の平和」から始まり、その後女声は浴衣に着替えて後半ステージへと。

まあ、浴衣で後半の結構な長丁場をどう乗り切るか、というのも含めた練習だったわけです。7月終わりだから、きっと相当暑いですよね~。教会だからエアコンないだろうしな~。てか、考えてみたらエアコンつけて練習しちゃダメじゃん(笑)。

で、後半とアンコール曲を網羅して練習が終わりました。お腹一杯、という感じでした。実際には後半腹ぺこでしたが(笑)。

練習自体はそんな流れ、でした。

ところで、この日の練習を入れて、7/15の試演会、あるいはツアーに向けての通常練習は3回しかありませんでしたので、ややスクランブルな感じが漂い始めています。

思えば、ESTの海外コンクールや定演というのは、基本的に既にどこかで演奏した曲、というよりは結構歌い込んでいる曲を扱ってきたわけでして、今回はその点でかなり厳しい。まだのせたことのない曲が結構ありますし、新しいメンバが非常に多いのでそういうメンバにとっては当然初めて歌う曲ばかり。

そうなんですよね。私が在籍してた頃は、定演や海外コンクールの一ヶ月前くらいになると、大部分が譜面を外して歌うようになっている、というような感じでした。今回も一応それを目指して練習計画が立っていたわけですが、やはりスケジュール的にキツイものがあり、多くのメンバがまだ譜面を離しにくい、という状況があります。その実私もなのですが。

で、ローテーション的には、残り2回の練習で全プログラムの半分ずつをこなすことになると思うので、要するに残り2回がそれぞれの曲について、試演会前の最後の練習、になるわけです。

ここまでくると、練習の中でも本番さながらな演奏をしていかないといけません。となると、もう基本的には譜面は見られない、んですよね。ESTの「本番仕様」、ってのは要するにそういうことですから。

そんなわけで、一応覚悟を書いておくと、来週までに後半プログラムと「地上の平和」については譜面無しで歌えるようにしていきます。そして、試演会には全て暗譜で臨むつもりで他の曲もとっとと覚えます。

あー、凄いこと書いてるな(笑)。まあ、言うは易く行うは難し、ですから(笑)。

以上、練習報告と覚悟をざっと書き綴りました。

と、云う事で。