第6回マリス・ステラ・コンサート、と。

一昨日(6/23)になりますが、栃木市の栃木文化会館大ホールで行なわれておりました、マリス・ステラ・コンサートを聴いてまいりました。以下、色々余裕がないこともあり本当に簡単な感想などを。

今回が第6回となります。出演は宇都宮大学混声合唱団、山梨大学合唱団、慶應義塾大学混声合唱団楽友会、横浜市立大学混声合唱団、千葉大学合唱団、の5団体です。ステージ構成としてはこの5団体の各々単独ステージ、1年生ステージ、上級生ステージ、合同ステージ、と、計8つになります。

去年は習志野市で行なわれていたのですが、三重にいたので行けず、一昨年は途中で抜けざるを得なかった、等々、なかなか全部を聴くことができていなかったのですが、今回は全てしっかりと聞くことができました。

一昨年から比べると、どの団も随分と人が増えてバランスが俄然良くなったな、と思いました。男子学生の比率がやや多いのが昨今の合唱事情です。面白いですね。

さてさて、前半の5大学合唱団のステージでは、4大学がシアターピースに取り組んでいました。準備はかなり大変、実際のところお金もかかるんですが、誠に立派と言いますか何と言いますか。どの団も実に完成度の高いステージを披露していました。それと合わせるような形で、全ての団が学生指揮者コーナーで日本語曲を歌っていたのも印象的でしたが、これって偶然、なんでしょうか?

後半は若さにあふれた新入生ステージ、安定感ある上級生ステージに続いて、全員でのG.フォーレ『レクイエム』冒頭と9もんめで私も歌ったこれもある意味レクイエムである「人々は待つだろう」という構成。演奏に何かを込めたい、という意思がひしひしと伝わってくる、力強いステージ群でした。

4時間近い誠に盛りだくさんなコンサートでしたが、最後まで本当に楽しませていただきました。ありがとうございます。これからも更なる研鑽を積んで欲しいと思います。

来年は山梨大がホストですね。韮崎で6月29日(日)、だそうです。心待ちにしましょう。

と、云う事で。