2011年4月アーカイブ

昨日になりますが、Tokyo Cantat 2011が開幕しました。昨日はシリーズⅠ「日本のコ・ト・バをうたう」 『万葉集』、と題された二つのコンサートが第一生命ホールで行なわれていました。私は夜間のコンサート2を鑑賞。余裕がないので詳しくは書けないのですが非常に密度の濃いコンサートでした。

本日も引き続きセミナーや公開リハーサルなどが各地で行なわれています。私自身の予定としては、これから『変幻』非公開リハのためすみだトリフォニーホールに赴き、その後そのまま公募男声合唱団の『14番』公開リハに参加します。こちらの時間は18時から。時間のある方は是非観に来て下さい。

そして、いよいよ明日は上記2曲を歌うことになるコンサート=シリーズⅡ「日本の音素材による合唱」『間宮芳生の仕事』です。本当に奇跡のような企画だと思います。何とぞ、お聞き逃し無きよう、よろしくお願い申し上げます。

と、云う事で。

震災の影響で先週ようやく完結したアニメーション作品ですが、これは凄い、です。偉大な作品群に仲間入りです。タイトルに惑わされることなく、あるいは騙されたと思って取り敢えず観ましょう。

ちなみに、ラテン語タイトルは"PUELLA MAGI MADOKA MAGICA"となってます。「マジカ」ではなく「マギカ」と読むのは古典ラテン語式だからですね。まあ、ある意味当たり前。歌をやっているとイタリア語式ラテン語に慣れてしまいがちなので、凄く違和感があるのですけれど。

と、云う事で。

私設サイトの書籍紹介欄に、誉田哲也による姫川玲子もの警察小説シリーズの第3弾『シンメトリー』文庫版を追加しています。これは短編集です。

エンターテインメント作品として優れていると同時に、各編にキチンと今日の社会についての洞察を含ませている、と思いました。この作品にも如実に表われていますが、誉田哲也の作品に通底する、ある種の達観、諦念にまみれながらも、それでも人は生きる他ない、みたいなヴィジョンが結構好きです。是非味わってみて下さい。

と、云う事で。

このブログやTwitterでちょこちょこ書いてきましたが、いよいよ4/29からTokyo Cantat 2011がすみだトリフォニーホール他で開催されます。思えばESTメンバとして一昨年初参加。それをきっかけとして栗友会に入りましたが、去年のGWは三重合宿のため参加できず、今年が栗友会メンバとしての初めての参加、となります。

私が出るのは5/1のコンサート=シリーズⅡ「日本の音素材による合唱」『間宮芳生の仕事』というもの。錦糸町のすみだトリフォニーホールで、16時開演です。チケットご所望の方は私にメールを送るか、下記サイトなどを参照してゲットして下さい。

Tokyo Cantat

ちなみに、私が歌うのはこの大変素晴らしい、殆ど奇跡に近いコンサート中、以下の2曲です。

『合唱のためのコンポジション 第14番 男声合唱のための』(1994)
演奏:Tokyo Cantat 2011 男声合唱団/指揮:寺嶋陸也 打楽器:高橋明邦

『合唱のためのコンポジション 第9番 変幻
  混声合唱・オルガン・2台のハープ・2コントラバスと打楽器のための』(1974)
演奏:栗友会合唱団/指揮:栗山文昭 オルガン:室住素子 ハープ:篠﨑史子・篠﨑和子
コントラバス:溝入敬三・吉田秀 打楽器:安江佐和子・長屋綾乃・藤本亮平・石井利樹

どちらもかなり大変な曲です。特に後者は...。それでも本日の楽器合わせ@トリフォニーホールで、少しだけ形が見えてきました。残り1週間、精進したいと思います。

ついでながら、上の二つの曲は休憩を挟んで、ですが連続して演奏されます。死ぬかも(笑)。

と、云う事で。

私設サイトの書籍紹介欄に、舞城王太郎による2009年発表となった前代未聞・空前絶後の作品『ディスコ探偵水曜日』文庫版、を追加しています。

本格ミステリにして、ハードSF。確かにそうではあるのですが、そんな程度の言葉では到底言い表せないくらいの密度と量を兼ね備えた作品です。直に手にとってお確かめ下さい。この作家の現時点における集大成にして到達点、だと思います。

ついでに。東浩紀が原案を書いたアニメーション作品『フラクタル』にもこの作品とほぼ同様のテーマが現われますが(パクリ、とも言いますけれど。)、あの作品、実のところ全く感心しませんでした。テーマの表現法が良くないせいか(「痛み」をちゃんと描けてない、ということです。そしてまた、色んな配慮が不足してます。)、なんか、モゾモゾした作品、ですよね。

と、云う事で。

私設サイトの書籍紹介欄に、桜庭一樹による<GOSICK>シリーズ最新刊『VII ―薔薇色の人生―』を追加しています。角川文庫オリジナルです。

実に良く出来た作品ですね。張り巡らされた伏線、巧みな語り口、世紀末っぽさの見事な提示、等々、誠に目を瞠るものがある、というような言葉を使いたくなってしまいます。まだこのシリーズに触れていない方は、これを機に是非第I巻からお読み下さい。全ての巻が簡単に手に入る時代になっています。

と、云う事で。

私設サイトの映画紹介欄に、イーサン&ジョエル・コーエン兄弟による2010年制作の西部劇『トゥルー・グリット』を追加しています。

"true grit"とは日本語にすれば「真の勇気」くらいの意味。なんだかアンパンマン、というかやなせたかしみたいですが、まあそうです(笑)。主演のジェフ・ブリッジズ、かなり良い味出してますね。

と、云う事で。

私設サイト書籍紹介欄に、結城充考(ゆうき・みつたか)による第12回日本ミステリー文学大賞新人賞の長編『プラ・バロック』文庫版を追加しています。

「クロハ」シリーズの第1長編、ということになります。独特のテイストを持つ警察小説です。是非ご一読のほど。

と、云う事で。

私設サイトの書籍紹介欄に、菊地成孔の第2エッセイ集『歌舞伎町のミッドナイト・フットボール ―世界の9年間と、新宿コマ劇場裏の6日間― 』文庫版を追加しています。オリジナルは2004年間。

基本的に、1996年から2004年にかけて書かれた文章ですので、今読むと時代の移り変わりを激しく感じてしまいます。それにしても、1990年代までは影響力大、という意味でのカリスマ数多し、でしたが、2000年以降ってカリスマ的存在とか中心的なムーヴメントとかがホントに欠如した時代になってますよね。例えば、萌えの流れは大きいけど中心じゃないしね。まあ、それはそれで、そんなもんだ、などとも考えてますが。

と、云う事で。

私設サイトの書籍紹介欄に、化野燐による「人工憑霊蠱猫」シリーズ第6弾、『妄邪船』文庫版を追加しています。

舞台は長崎。主人公は白石優。行方不明だった夏海涼子が再登場し、重要な役割を果たしています。隠れキリシタン、というのが全然「隠し」、ではないテーマになっているのですが、そうなりますとこのシリーズもいよいよアジアを越えてグローバルに展開か、というようなことを感じさせます。取り敢えず、現時点で残りの既刊は2冊(『人外鏡(じんがいきょう)』、『迷異家(まよいが)』)ですが、未入手です。

と、云う事で。

私設サイトの書籍紹介欄に、桜庭一樹による<GOSICK>シリーズの第3短編集『秋の花の思い出』角川文庫版を追加しています。

一弥が語る花にちなんだエピソードの真相をヴィクトリカが見極める、という趣向のお話が中心です。殺伐とした本編とは全く違う、何ともハート・ウォーミングな外伝作品集となっています。是非ご一読を。

ちなみに、既に読了した『VII』ですが、非常に面白かったですね。今までで一番「ミステリな作り方」をしている、と思いました。最終巻がどんな形になるのか、非常に興味深いところ。楽しみに待ちましょう。

と、云う事で。

私設サイトの書籍紹介欄に、今野敏による〈奏者水滸伝〉シリーズ第2弾『小さな逃亡者』再文庫化版を追加しています。

今日における今野敏お得意の警察小説と、いかにも1980年代な感じの超能力SFのテイストがミックスされた傑作だと思います。時代を感じさせるところは、それ自体として非常に愉しめるもの。再評価されてしかるべきシリーズですね。

と、云う事で。

私設サイトの書籍紹介欄に、誉田哲也による2005年刊行の青春ミステリ『疾風ガール』文庫版を追加しています。2009年4月に出たものですが、私の体調が悪いせいなので許して下さい。意味分かんないですけど。

そうですねぇ。読んだものがたまりにたまっていて、ちょっと大変です。順番に紹介していくしかありません。なので、取り敢えずちょっと古いやつからです。

4月中はちょろちょろ今くらいのペース、5月になったらどっと書けるかな?何とも言えませんけれど。

作品の中身は天才ギタリスト・夏美と彼女に目をつけた芸能事務所員・祐司の二人が、夏美の所属バンドのヴォーカリスト・薫の死についてその真相を追う、というような感じの話です。実に良く出来てます。日本酒が飲みたくなります。

と、云う事で。

私設サイト書籍紹介欄に、桜庭一樹による『荒野』3分冊版の第2巻『荒野 14歳 勝ち猫、負け猫』を追加しています。

中盤です。ホントに色々なことが起きます。まさに青春です。是非お楽しみください。

と、云う事で。

私設サイトの映画紹介欄に、デンマークの鬼才ラース・フォン・トリアーによる2009年発表の長編映画『アンティクライスト』を追加しています。現在も公開中、ですかね?

シャルロット・ゲンズブールがこの作品によりカンヌ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した、というニュースは割と話題になってました。ようやく日本公開、なわけですが、色々あった模様。何しろ描写が妥協無し、ですから。いやはや、トリアー監督恐るべし、です。

と、云う事で。