音楽活動の最近のブログ記事

三日ほど前の話になります。5/3はGW三重合宿の最終日。かれこれ三重滞在も長引いてますし、前の日がコンサートでしたので、それなりな疲労感を感じつつ鈴鹿へと。ぼちぼち参集した皆さんはどう見ても疲れ気味。でも、元気な人は元気。

でも、この日の練習を発案したのはどうやら私らしいので、少なくとも私はしっかりしないといけません。しっかりしてましたが(とか言いつつ、毎回飲んでる「飲むブルガリア・ヨーグルト」こぼしましたが...ごめんなさい。)。まずは前日の録音を聴きつつ、全体で反省などを出し合いました。まとめますと、課題は、フレージング、発音、ハーモニー、表現ですね。

ああ、要するにまだまだじゃん、ということです(笑)。てなわけで、全てにおいてまだ詰めるべきところがある、ということになりますね。まあ、やるべきことが多くて、更にはかなりはっきりしているのは良いことでしょう。一つ一つの課題を、個人個人、そして全体として解決していかねば、と思います。

音楽監督がみえてからの練習は、全体としてやはり声が乗らない感じ、でしょうか。やや不完全燃焼な練習に終わりました。でも、これはこれで収穫だったんじゃないかな、と思います。ハード・スケジュールはブルガリアでも経験することですからね。十分に休息をとって(仕事のある人もいますけどね。)集まることになる週末最終合宿ではきっとすごいサウンドが出せるんじゃないか、と今からワクワクしてます。

と、云う事で。

一昨日になりますが、既に書いております通り、三重県津市のリージョンプラザお城ホールにて、「平成22年度津市文化振興事業郷土シリーズ ヴォーカルアンサンブル≪EST≫コンサート ~ヨーロピアングランプリコンクール出場記念~」が行なわれました。18時開演で終わったのは20時頃。歌あり踊りありの楽しいコンサート、だったのかどうか分かりませんが、取り敢えずブルガリア前のお披露目として、来て頂いたお客様に対して最大限のサーヴィス提供は出来たのではないかと思います。いかがでしたでしょうか。

ところで、いわゆる「津市リージョン」ですが、キャパ650人の中規模ホールで、非常に歌いやすかった、ですね。実は私の立ち位置の真横に反響板がありまして、ほとんどお風呂状態。まあ、大きな声を出す必要はないホールですし、兎に角絞りに絞った倍音満載の声を出すことを心がけました。それがベースのつとめというものです。

お客さんの反応としては、やはりグランプリ曲でまとめた3ステージの完成度が高かった、ということらしいです。でも内部的には色々と思うところもあります。致命的なミスもあった3ステージに問題が多いことを実は良く理解していたりするのですが、更に云えば、宗教曲でまとめた1ステージの曲たちが実はとんでもなく大変なことが良く分かったこと、更には日本語曲から構成される4ステージとアンコールの曲たちがいかにも難しそうに聞こえてしまっていたのではないかということ、といった辺りが、個人的な反省点です。

ちょっと詳しく書くならば、要するに、基本的には3ステージでやったどの曲よりも技術的に難しくないはずの曲群が、実のところまださほど良い形で歌えていない、ということです。これ、解決には結構時間がかかりそうな気がします。発声ですとか、個々人が持つべき音楽のイメージといったようなかなり本質的なことが絡んでますので。

コンサート後は特に決まった打ち上げもなく流れ解散。翌5月3日はどうやら私の案、というかせいで練習になったらしく(そうでしたっけ?覚えてない(笑))、そのせいもありますがグランプリ前ですからね。兎に角休め、ということです。そんなわけで、有志でお茶をした後、津駅前のホテルに帰投しました。

と、云う事で。

一昨日の練習に関してです。ごくごく簡単に記すことにします。

翌日がコンサートですから、全ての曲についての総まとめを。グランプリで歌う曲の充実振りはかなりなものだと思うのですが、その他の曲にやや問題が。個人的には、プーランクの'O magnum mysterium'と信長編曲の日本語唱歌群、そして『ルパン三世のテーマ』がまだまだかな、などと。

この辺の曲については、リズム読みを究極まで厳格にし、更には指揮者のテンポ変化に完璧にシンクロすることと、純正律でキチンとハーモニーを作ることが必要ですね。こういうことを実現するには、結局のところ練習時間をかけるしかないわけで、グランプリ曲に比べるとやや完成度が落ちてしまうのはやむを得ない、のかも知れません。しかし、演奏する以上は、出来ることは全部やって臨まねば、と思います。

これらの曲はブルガリアでも演奏することになりますが、そこでの聴衆は我々の演奏を次に聴く機会は多分ありません。なので、やはり最高のものをお聴かせしたいものです。

そんなことを考えつつ、翌日のコンサートに備え就寝したのでした。

と、云う事で。

津市内で4泊しての練習初日です。ちなみにこの日の練習は鈴鹿市内。

重い荷物を携えて現地入り。この日はオペラ歌手の馬場さんという方をお招きしてドイツ語やイタリア語、そして振り付けなどを見て頂きました。こういうプロの方のご協力というのは非常に重要ですね。かなり細かいところまで見て頂けたので、相当な改善が図られたんじゃないかと思います。まあ、兎にも角にも、歌って本当に難しいですね。プロとアマでは全ての点で大違い。

ところで、この日の全体の流れとしては、5/2コンサートの1ステージ(宗教曲)、3ステージ(グランプリ曲)の総ざらい、ということになります。音程の決まりにくいところがまだ結構あるな、と思ったのですが(というかこれ、大半がベースパートです。死ぬほど気をつけないと。)、言葉の処理などについてはかなりの統一が図られたと思います。休んだ方々にちゃんと伝えていかないといけませんね。

練習後は早めに投宿して爆睡。30日はお休みです。津市って観光地でもないし、歩いて行ける場所に映画館などもないので暇がつぶしにくいですね。かと言って名古屋に出るのも面倒だし。基本ホテルで個人練習をしつつ、村上春樹を読む、ということになりそうです。そうそう、PCがあるから授業の準備も出来るな。

と、云う事で。

先週末は津市内で合宿。練習場所はいつものところなんですけど、泊まりが津市野外活動何とか、というところでした。このパターン続いてますね。

合宿の目的は、もちろん約3週間後のグランプリも視野に入れてますが、基本的には次週5月2日のコンサート用特訓でした。

このコンサート、全部で4ステージが予定されてますが、24日はそのうちの1ステ(宗教曲)と4ステ+アンコール曲(日本語曲)用の練習。各ステージ練毎に通しが入ります。まだ課題は多々ありますが、グランプリで歌うラインベルガの'Abendlied'などはホントに良く鳴るようになっているな、と思います。でも、通しの録音を聞く限りではまだ全然母音が揃わないな、この曲。ややぶつ切れ感もあります。いやー、難しいですね。

それは兎も角、個人的な課題として、長い音符が多いゆっくりしたテンポの曲でしっかり音程と響きを保ちたいな、と思います。録音を聞くと、まだ、あちこちで破綻してます。

25日は2ステと3ステ用の曲が扱われました。3ステは先週大阪でやった曲ばかり。つまりはグランプリで歌う曲ばかり。この二日間の練習では、この時間帯の充実振りが素晴らしかったですね。通しの録音を聞いても、「おお、イイじゃないか。」という感じ。苦労している『詞華抄』で並びを変えたことも大きいかな。ここまで来ると更に欲が、という感じですが、どこまで行けるものか、今からわくわくしてます。更に磨きをかけていきたいと思います。何とぞご期待ください。

ちなみに、2ステ練習はほとんどESTスコラーズという団内少人数アンサンブルのお披露目のような具合でしたので、そこに入っていない私が語ることはほとんどありません。

こういう練習に平行して、例によってグランプリメンバを決めるためのシンギング・コンテストなるものも随時行なわれました。私はというと、24日と25日にそれぞれ1回ずつ歌いましたが、論外な24日分は置いておいて、25日分はまあまあだったんじゃないかと思います。でも、声が枯れてましたね。ちょっと歌いすぎかな、とも思ったりしてます。何気に強靱な声帯の持ち主なんですけど、それ以外のところがくたびれているから、声帯周辺に無理がかかっているのかも知れませんね。

もう一つ、団内アンサンブル・コンテスト・フリー部門というものも行なわれまして、これにエントリしていた私が音頭取りをしたグループの演奏を最後のコマに行なうことが出来ました。アイルランドの作曲家マイケル・マクグリンの曲を扱いましたが、さすがに練習不足は否めず、再演と言いますかリヴェンジしたいな、などとも思うのですが、まあ、何と言ってもESTにいる時間も残りわずかなわけで、それはかなわないでしょう。ブルガリアの教会などでゲリラ的に、というのも面白いと思ったりしますが、みんなのってくるかな(笑)。

とてもくたびれましたが実に充実した合宿も終わり、三日ほどこちらで休んで(おいっ!)、29日から再び三重県入り、再び怒濤の5日間を過ごすことになりそうです。

と、云う事で。

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