私設サイトの書籍紹介欄に、東野圭吾によるクライム・ノヴェル『幻夜』を追加しています。
長いのですが、飽きずに読めます。但し、電車の中で読むには重いです…。阪神・淡路大震災、オウム真理教による地下鉄サリン事件が大々的に扱われているところが興味を引きました。まあ、ネタバレになるのでそれ以上は語らないことにしましょう。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、東野圭吾によるクライム・ノヴェル『幻夜』を追加しています。
長いのですが、飽きずに読めます。但し、電車の中で読むには重いです…。阪神・淡路大震災、オウム真理教による地下鉄サリン事件が大々的に扱われているところが興味を引きました。まあ、ネタバレになるのでそれ以上は語らないことにしましょう。
と、云う事で。
私の大好きな作家の一人である藤原伊織氏が亡くなってしまいました。享年59歳。
広告代理店での経験をフルに活かしたハード・ボイルド・テイストのヒューマン・ドラマがその持ち味でしたが、最近の直木賞作家の中では、例えば高村薫や京極夏彦に匹敵するような、大変な文才の持ち主であったと思います。今後更にたくさんの作品を書いて欲しかったのですが、誠に残念です。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、東浩紀の画期的な評論『ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2』を追加しています。著者はこの本で「環境分析的」批評という手法により、キャラクター小説、ライトノベル、美少女ゲーム等々を分析しているわけですが、大変優れた文芸批評であり、同時にまた社会時評になっていると思います。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、清涼院流水の作品『キャラねっと完全版』を追加しました。2004年に出た新書版の文庫化ですね。
中身はというと、仮想空間に作られた学園を舞台とするコミカルなタッチの本格ミステリです。コトバの錬金術師・清涼院流水の本領発揮、という感じのとても楽しい作品となっています。是非ご一読を。
ついでながら、この本の帯には、同著者が原作で、原案・脚本を大塚英志がやっていて、知る人ぞ知る感じの箸井地図が画(え)を描いているコミック『探偵儀式』第4巻が5月26日に刊行されるらしいことが書かれています。一応JDCものと言って良い作品ですが、結構面白いです。こちらもご一読をお薦めします。
と、云う事で。