私設サイトの書籍紹介欄に、古川日出男による長編『あるいは修羅の十億年』文庫版を追加しています。
ある意味、著者の集大成的とも言うべき作品であり、かつまた震災後の日本、あるいは世界というものを見据えた非常に鋭い洞察に満ちた小説だと思います。是非ご一読のほど。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、京極夏彦による新シリーズの第2巻『書楼弔堂(しょろうとむらいどう) 炎昼(えんちゅう)』文庫版を追加しています。
100年以上前の話ですね。近代化真っただ中。いつものことながら、物凄い勉強量だな、と思います。第3弾はあるのでしょうか。次は夕暮れな感じになりそうですが。
私設サイトの書籍紹介欄に、歌野晶午による短編集『Dの殺人事件、まことに恐ろしきは』文庫版を追加しています。
江戸川乱歩トリビュートの作品集です。100年近く前の作品群を、今日のテクノロジで書き直したらどうなるか、という試みになります。この作家なので、それだけでは済まないわけですが。是非ご一読のほど。
私設サイトの書籍紹介欄に、森博嗣によるWWシリーズ第2弾『神はいつ問われるのか?』を追加しています。
話の舞台がだんだん仮想空間へとシフトしていっているような気もしますが、それはそれとして。車の話が面白かったです。車好きなんでしょうね。きっと分解とかしちゃうくらいなんでしょうね...。
私設サイトの書籍紹介欄に、道尾秀介による長編『スタフ staph』文庫版を追加しています。
安定感のある道尾秀介によるエンターテインメント作品です。本当に巧いといいますか、思わずどんどん読み進めてしまいますね。是非ご一読のほど。