私設サイトの書籍紹介欄に、ピエール・ルメートルによるカミーユ警部もの中編『わが母なるロージー』を追加しています。
薄い本ですが、中身は濃いです。カミーユ警部ものとしては最後になりそうな作品。どうぞ、お見逃しなく。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、今村昌弘によるデビュー作にして大ベストセラー『屍人荘の殺人』文庫版を追加しています。
タイトルで中身は何となく分かるかと思うのですが、ホントに良く出来た作品です。既に第2弾『魔眼の匣の殺人』も刊行されています。こちらもかなり期待できそうです。
私設サイトの書籍紹介欄に、宮内悠介による連作短編集『月と太陽の盤 碁盤師・吉井利仙の事件簿』文庫版を追加しています。
面白いですね。碁盤師、という職業が何とも良い味を出しています。どちらかというとSFで注目されてきたと思うのですが、これもまた素晴らしい出来栄え。どんどん世界を広げていって欲しいと思います。
私設サイトの書籍紹介欄に、藤木稟による「バチカン奇跡調査官」シリーズ第19弾、『アダムの誘惑』を追加しています。
今回は大長編。ビルとエリザベートが大活躍します。それはそうと、次巻でついに20巻目。こんなに長くなるなんて、というところですね。最早著者のライフワークになりつつあるこのシリーズ、いよいよ目が離せないといったところでしょうか。
私設サイトの書籍紹介欄に、中村文則による長編『私の消滅』文庫版を追加しています。
Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作です。このところ放ってきたベストセラー作品群に比べると小さい作品ですが、その中身はずしりと重くなっています。作家としての充実ぶりを良く示している作品だと思いました。是非ご一読のほど。