私設サイトの書籍紹介欄に、桜庭一樹による<GOSICK>シリーズの第4短編集『冬のサクリファイス』を追加しています。
ちょっとドキッとするタイトルですが、間もなく完結を迎える物語の行方をそれとなく表わしているのかも知れません。
中に含まれる4本の短編は『小説 野生時代』に連載されていたものです。最初が2011年1月号。しばらく中断していた物語は、ここから再スタートしたわけです。そんな、重要な意味を持つ作品集、完結巻VIII(上・下)の前に是非お読み下さい。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、桜庭一樹による<GOSICK>シリーズの第4短編集『冬のサクリファイス』を追加しています。
ちょっとドキッとするタイトルですが、間もなく完結を迎える物語の行方をそれとなく表わしているのかも知れません。
中に含まれる4本の短編は『小説 野生時代』に連載されていたものです。最初が2011年1月号。しばらく中断していた物語は、ここから再スタートしたわけです。そんな、重要な意味を持つ作品集、完結巻VIII(上・下)の前に是非お読み下さい。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、長谷川喜美『英国王室御用達 知られざるロイヤルワラントの世界』を追加しています。
著者は、結構昔からの知り合いです。「今度本出すんでよろしく」、っていうので驚いたのですが、へー、こんなことをやっていたのかー、と感動しました。
中身についてですが、よくあるムックのようなものではなく、非常に硬質な、基本的にかなり骨っぽい書物になってます。英国文化の本質に迫ってやるぞー、というような気迫が文章の端々に感じられて、その点でも感銘を受けました。
今後の活動にも期待しています。次はアイルランドとかやってくれません(笑)?
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、三津田信三による「刀城言耶」シリーズ第4長編、『山魔(やまんま)の如き嗤(わら)うもの』講談社文庫版を追加しています。
2009年の本格ミステリ・ベスト10で堂々1位を獲得した作品です。このランキング、ネット上で調べて頂ければお分かりになると思うのですが各年の1位は誠に充実したラインナップ。本書もその名に恥じぬ大傑作です。
長大な手記から始まり、人間消失、童歌の見立て殺人、忌み山を巡る言い伝え等々といったアイテムを巧みに織り込んで、非常に完成度の高いミステリ作品に仕上げていると思います。是非ご一読の程。
と、云う事で。
私設サイトの映画紹介欄に、周防正行が監督・構成をした映画『ダンシング・チャップリン』を追加しています。
周防正行の妻である元バレリーナ・草刈民代に捧げられた作品、ともとれるのですが要するにバレエ映画です。2幕構成からなるこの作品、要するにローラン・プティのバレエ『ダンシング・チャップリン』(原題Charlot Danse avec Nous)を映画としてまとめると同時に、それの周防さん視点のメイキングを作って同時上映している、ということになりますでしょうか。前者が第2幕「バレエ」で、後者が第1幕「アプローチ」、です。
4/16に公開されて、ロングランとなっています。さすが、と言うべきか。ちなみに、私が観たのは5/30。評論遅くてごめんなさい...。『アシタ ノ キョウカ』とかがあって忙しかったんですよ~、とか言い訳にしちゃダメですよね。一昨日観た『ブラックスワン』評はなるべく早く書きたいと思います。おお、ここんとこバレエづいてますね。
次回観に行くのはダニー・ボイル『127時間』か海賊のやつになると思います。今年は7月までで計8本になるから、近年では割と良いペース、かな。それもそうなんですが、『アシタ ノ キョウカ』が終わって色々なことがかなり楽になったのは事実ですね。コンサートとか行きまくってるし。
と、云う事で。
私設サイトの書籍紹介欄に、今野敏による「奏者水滸伝」シリーズ第4弾『白の暗殺教団』再文庫化版を追加しています。オリジナルは1986年に『超人暗殺団』というタイトルで出ていました。
今回はベーシストの遠田宗春が主役。でも、もうベーシストだということはかすんできています。ほぼ全面的に超人格闘バトル小説となってますね。『北斗の拳』、あるいは『ドラゴンボール』みたい?うーん、いかにも1980年代ですね~。
と、云う事で。